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結論:忙しい人向け3行まとめ
- 1万円以下の充電式ハンディクリーナー5機種の公式仕様表を見たところ、吸込仕事率(W)を公表している機種は5つともありませんでした。Paを書いていたのも1機種だけで、それも仕様表ではなく商品説明の文章の中です。つまり5機種を吸引力の数字で横に並べることはできません。
- 吸込仕事率が出てこない理由は制度の側にあります。家庭用品品質表示法の告示は、表示義務のかかる電気掃除機を「真空式のものであって、電源として電池を使用しないものに限る」と定義していて、消費者庁は対象外として「電源に電池(充電池を含む)を使用するもの」を明記しています。充電式ハンディは、吸込仕事率を表示する義務の外にあります。
- だから選ぶときは数字の大小ではなく、質量・連続使用時間・充電時間・電池が買えるかという、各社が実際に書いている項目で比べるのが現実的です。迷ったら、毎日さっと使うなら500gのアイリスオーヤマ HCD-23-W、水ものもこぼす家庭なら乾湿両用の山善 ZHG-NW48 です。
そもそも何に使う道具か:5機種の公式サイトはいずれも「棚や机の上の小さなゴミ」「気づいた時にサッと」「手軽にさっとお掃除」という位置づけで紹介しています。部屋全体を掃除する道具ではなく、大きな掃除機を出すほどでもない場面を埋める道具です。ここが合っていないと、どれを選んでも満足しません。
この記事は、メーカー公式サイトの仕様表と消費者庁の告示・解説ページだけを根拠にしています。筆者は5機種のいずれも購入・使用していません。
充電式ハンディクリーナーの選び方ポイント
1万円以下の充電式ハンディクリーナーを選ぶとき、実際に効いてくるのは次の5点でした。いずれも公式の仕様表に書かれていることで、売り場のPOPに大きく出ている数字とは別のところにあります。
ポイント1:「○○Pa」は、そもそも揃っていない
これがいちばん大事です。今回調べた5機種のうち、Paを公表しているのは1機種だけでした(アイリスオーヤマ HCD-B1-W の「14,000Pa」)。しかもそれは基本仕様の表ではなく、商品説明の文章の中に書かれています。残り4機種は、Paも吸込仕事率も公表していません。
| 機種 | 吸込仕事率(W) | 吸引力(Pa) |
|---|---|---|
| ツインバード HC-EB07W | 記載なし | 記載なし |
| 山善 ZHG-NW48 | 記載なし | 記載なし |
| アイリスオーヤマ HCD-23-W | 記載なし | 記載なし |
| Shark CH901J | 記載なし | 記載なし |
| アイリスオーヤマ HCD-B1-W | 記載なし | 14,000Pa(商品説明の文章のみ・仕様表にはなし) |
5機種のうち4機種が数字を出していないので、「どれがいちばん強いか」を公表値から決めることはできません。1機種だけが出している数字は、比べる相手がいません。
ポイント2:なぜWが出てこないのか — 制度の側に理由があった
先に結論だけ書きます。コード式の掃除機には吸込仕事率(W)を表示する義務があり、充電式にはありません。だから充電式では、各社がWを出していなくても何も問題が起きません。
少しだけ根拠を示します(読み飛ばしても先は読めます)。
コード式について、消費者庁の告示(家庭用品品質表示法にもとづく「電気機械器具品質表示規程」)は、吸込仕事率をワット単位で表示すること、測り方はJIS C 9108に従うこと、表示値の許容差は−10%以内であることを定めています。測り方と誤差の幅が決まっているので、コード式同士なら同じ土俵の表示項目として比べやすいわけです。
> 吸込仕事率の表示に際しては、日本産業規格C九一〇八(電気掃除機)に規定する吸込仕事率をワット単位で表示することとし、この場合における許容範囲は、表示値のマイナス十パーセント以内とする。
> (電気機械器具品質表示規程 別表第二 十四 電気掃除機/原文は漢数字)
問題は、この義務がかかる「電気掃除機」の範囲です。
> 電気掃除機(真空式のものであって、電源として電池を使用しないものに限る。以下同じ。)
> (同 別表第一)
消費者庁の解説ページは、対象外となるものをさらにはっきり書いています。
> 対象外となるもの 業務用/特殊用途のもの/電源に電池(充電池を含む)を使用するもの/セントラルクリーナー/ブラシを回転させて床を磨くもの/モーター部分が据置・設置形のもの
充電式のハンディクリーナーは、この「対象外」に丸ごと入ります。この規程による吸込仕事率の表示義務も、JIS C 9108で測るという定めも、−10%の許容差も、適用されません。
🔴 ここは正確に書きます。適用されないのは「この規程が定める吸込仕事率の表示義務・測定方法・許容差」だけです。表示が何でも自由になるという意味ではありません(景品表示法など別の規律はかかります)。また、安全性に関する電気用品安全法(PSE)とも別の話です。言えるのは「Wが出てこないことに制度上の理由がある」ということまでで、各社が公表しているPaの値そのものの当否について、この記事は何の判断もしていません。
ポイント3:義務がなくても公表しているメーカーはある
対象外だからといって、全社が数字を出さないわけではありません。
マキタの充電式クリーナ CL107FD は、同じ「充電式=対象外」の製品でありながら、公式ページに吸込仕事率をモード別に3つとも出しています。
| モード | 吸込仕事率 |
|---|---|
| パワフル | 32W |
| 強 | 20W |
| 標準 | 5W |
さらに「※測定条件:各標準設定バッテリの満充電相当。」という条件まで書いています。
ここで見てほしいのは数字の大きさではなく、同じ1台の中で32Wと5Wという6.4倍の開きがあることです。だからマキタは、モード名と測定条件をセットで書いています。義務がなくても、条件を添えて公表することはできるという実例です。
🔴 ただし、マキタの32Wと他機種のPaを直接比べることはできません。WとPaは別の量で、換算する根拠を今回は確認できませんでした。この記事でマキタを出しているのは比較のためではなく、「任意の表示でも、モードと測定条件を併記する書き方がある」という一例としてです。なお CL107FD の実勢価格は約15,300円からで、この記事の1万円以下という条件には入りません。
ポイント4:数字が揃わないなら、揃っている項目で比べる
公表値が揃わない以上、揃っている項目で比べるしかありません。5機種で何が揃っているかを数えました。
| 項目 | 5機種中いくつ公表しているか |
|---|---|
| 質量 | 5/5 |
| 連続使用時間 | 5/5 |
| 充電時間 | 5/5 |
| 集じん容量 | 4/5(Shark CH901J のみ記載なし) |
| 電池の種類 | 4/5(山善 ZHG-NW48 のみ確認できず) |
| 連続使用時間の測定条件 | 2/5(アイリスオーヤマの2機種のみ) |
| 吸込仕事率(W) | 0/5 |
最後の行が今回の結論です。そして下から2番目の行も、同じくらい大事です。連続使用時間は5機種とも書いてありますが、その数字をどういう条件で測ったのかを書いているのは2機種だけでした。
アイリスオーヤマの2機種には「※満充電時、バッテリー初期温度:20℃の場合」「※使用状況により異なります」という注記があります。ツインバード・山善・Shark の3機種には、連続使用時間に条件の記載が見当たりませんでした。同じ「約10分」でも、満充電・20℃の10分なのか、別の条件の10分なのかは分かりません。
ポイント5:電池が買えるかどうかで、寿命が変わる
ハンディクリーナーは充電池で動くので、本体より先に電池が寿命を迎えます。ここに各社の差がはっきり出ました。
- ツインバード HC-EB07W: 公式にアフターパーツとして「ニッケル水素電池(HC-AF140)」と「フィルター(HC-AF117)」が掲載されています。電池を部品として買えることが公式に分かる唯一の機種でした。
- アイリスオーヤマ HCD-B1-W: 別売品として排気フィルター(CFT51)の記載があります。電池については「バッテリー寿命 繰り返し充電約1000回」という数字が公表されています。
- アイリスオーヤマ HCD-23-W / Shark CH901J / 山善 ZHG-NW48: 公式ページでは電池の交換部品を確認できませんでした。
「繰り返し充電約1000回」は、電池の寿命を数字で出している唯一の例です。たとえば週2回充電するなら、単純計算で約9年半ぶんの回数にあたります(実際の寿命は使い方や温度で変わります)。生産終了になっているアイリスオーヤマ IC-H50 系は同じ欄が「約500回」で、同じメーカーの中でも2倍の差がありました。
電池の種類の違いは、こう読むと分かりやすいです。今回の5機種では、ツインバード HC-EB07W だけが「専用ニッケル水素電池」で、ほかはリチウムイオンでした(山善は公式ページで確認できませんでした)。公式仕様に出ている数字で言うと、ニッケル水素のツインバードは充電 約8時間に対して連続 約10分間、リチウムイオンのアイリスオーヤマ HCD-B1-W は充電 約2.5時間に対して標準 約20分です。待ち時間が短くて1回に長く使えるのはリチウムイオン側、という傾向が、この5機種の公表値には出ています。一方で部品として電池を買えることが公式に分かるのはニッケル水素のツインバードだけでした。
充電式ハンディクリーナーのメリット
数字が揃わないという話を先にしましたが、この製品自体の価値は別の話です。公式仕様から読み取れるメリットを整理します。
1. 「出すのが面倒」がなくなる
5機種の質量は 500g〜950g。いちばん軽いアイリスオーヤマの2機種は500g(本体のみ)で、500mlのペットボトル1本ほどです。コードもコンセントも要らないので、汚れを見つけてから吸い終わるまでが数十秒で済みます。
大きな掃除機を出す手間がなくなることが、この製品のいちばんの効き目です。逆に言えば、この手軽さが要らないなら、わざわざ買う理由は薄いということでもあります。
2. 充電の形が増えている
アイリスオーヤマ HCD-23-W は付属品が「USB充電ケーブル(USB Type-C to USB Type-C 約1.2m)」で、公式の商品説明に「Type-C給電でモバイルバッテリーでも充電可能」と書かれています。専用アダプターを挿す場所を確保しなくてよくなり、ケーブルが1本減ります。
一方、同じアイリスオーヤマでも HCD-B1-W は「充電アダプター、充電スタンド」が付属する据え置き型です。置き場所が決まっているならスタンド式、持ち歩くならType-C、と性格が分かれています。
3. 水ものに対応する機種がある
山善 ZHG-NW48 は乾湿両用で、集じん容量 約0.35L のうち吸水量が0.15Lと公式に書かれています。牛乳やジュースをこぼす家庭、飲み物を車に積む人にとっては、ここが他の4機種との決定的な違いになります。
ほかの4機種は乾いたゴミ専用です。水ものを吸える機種は5機種中1つだけでした。
4. 保証期間を公表している機種がある
Shark CH901J は公式オンラインストアで「3年(メーカー保証2年+公式オンラインストア保証1年)」と明記されています。アイリスオーヤマの2機種は「お買い上げ日より1年間」です。
🔴 ツインバードと山善については、公式商品ページで保証期間の記載を確認できませんでした。したがって「5機種でSharkがいちばん長い」とは言えません。確認できた3機種の中では Shark の3年が最長、というところまでが言えることです。なおこの3年は、公式オンラインストアで買った場合の条件として書かれています。
比較表の読み方(ここだけ先に)
次の比較表を見るときに、3つだけ気をつけてください。
1. 「記載なし」は「ゼロ」ではありません。吸込仕事率の欄が5機種とも「記載なし」ですが、これは吸引力がないという意味ではなく、メーカーが公表していないという意味です。
2. 質量の条件が機種で違います。アイリスオーヤマの2機種は「※本体のみ」500g、ツインバードは「約610g(付属品含 約900g)」と両方書いています。付属品を付けた状態で比べると順番が変わる可能性があります。
3. 価格はすべて送料込にそろえています。2026年10月11日時点で、楽天市場で送料込で買える最安水準です。送料別の出品のほうが本体価格は安く見えることがありますが、比べる条件を1つに固定しないと差額の意味がなくなるので、送料込に統一しました。
充電式ハンディクリーナーのデメリット・注意点
良い面だけ並べても選べないので、公式仕様から読み取れる弱点を機種ごとに書きます。
1. 連続使用時間は、どれも短い
| 機種 | 連続使用時間 | 充電時間 |
|---|---|---|
| ツインバード HC-EB07W | 約10分間 | 約8時間 |
| Shark CH901J | 約10分 | 約6時間 |
| 山善 ZHG-NW48 | 約15分間 | 約6時間 |
| アイリスオーヤマ HCD-23-W | 標準 約20分 / ターボ 約15分 | 約4.0時間(5V 1.2A) |
| アイリスオーヤマ HCD-B1-W | 標準 約20分 / ターボ 約14分 | 約2.5時間 |
いちばん短いのは約10分、いちばん長くて約20分です。これは部屋全体を掃除する道具ではありません。
そして充電時間のほうが桁違いに長いことに注意してください。公表値を単純に時間で割ると、ツインバード HC-EB07W は約8時間(480分)充電して約10分間、比にして約48倍。いちばん比が小さいアイリスオーヤマ HCD-B1-W でも、約2.5時間(150分)充電して標準で約20分、約7.5倍です。
⚠️ これは公表されている2つの数字を割っただけの単純な時間比で、性能の良し悪しを示す指標ではありません。各社の測定条件も揃っていません。それでも、充電待ちのほうが使用時間よりずっと長いという性格は共通して読み取れます。途中まで充電して使えるか、充電しながら使えるかは各機種の取扱説明書で確認してください(今回の公式仕様表では確認できませんでした)。
2. 電池の種類が1機種だけ違う
ツインバード HC-EB07W の使用電池は「専用ニッケル水素電池(HC-AF140)」です。ほかの4機種のうち3機種はリチウムイオン電池(山善は公式ページで確認できませんでした)。
ニッケル水素であること自体が悪いわけではなく、むしろ部品として電池を買えることが公式に分かる唯一の機種という利点があります。ただ、充電約8時間に対して連続約10分間という組み合わせは、5機種の中では待ち時間が最も長くなります。
3. 集じん容量はどれも小さい
| 機種 | 集じん容量 |
|---|---|
| アイリスオーヤマ HCD-23-W / HCD-B1-W | 0.15L |
| ツインバード HC-EB07W | 約0.25L |
| 山善 ZHG-NW48 | 約0.35L(うち吸水0.15L) |
| Shark CH901J | 記載なし |
いちばん大きい山善でも0.35Lです。参考までに、マキタ CL107FD は500mL(ダストバッグ)/330mL(紙パック)と公表しています。ゴミ捨ての回数が多くなることは避けられません。
Shark CH901J については、公式ページに集じん容量の記載を見つけられませんでした。ダストカップの大きさを重視する方は、購入前にメーカーへ確認することをおすすめします。
4. ツインバードは公式ストアで買えない状態です
ツインバード公式ストアの HC-EB07W のページには表示価格 ¥8,800(税込)とありますが、同時に「当サイトでは販売しておりません」「在庫なし」と表示されています。公式仕様は公開されていますが、メーカー直販では入手できない状態です。楽天市場では複数店で販売されています。
5. 生産終了のモデルが通販に残っています
アイリスオーヤマの IC-H50-B / IC-H50-CW / IC-H50-HA は、公式ページに「生産終了」と表示されています。これらは集じん容積0.1L・バッテリー寿命「繰り返し充電約500回」で、現行の HCD-B1-W(0.15L・約1000回)より数字が下がります。
通販サイトにはまだ在庫が並んでいます。型番が IC-H50 で始まるものを見かけたら、生産終了品であることを踏まえて判断してください。
6. 共通の弱点:モーターの実力が外から分からない
ここまで書いてきたとおり、5機種とも吸込仕事率を公表していません。つまり「どれがいちばんよく吸うか」を、この記事を含めて誰も公表値からは言えません。
レビューの星の数は参考にはなりますが、「14,000Paだから強い」とも「Paを出していないから弱い」とも言えないというのが正直なところです。比べる相手の数字がないからで、公表されている14,000Paという値が不正確だと言っているのではありません。
ただし、用途の目安は各社が公式に示しています。5機種とも「棚や机の上の小さなゴミ」「ちょっとしたお掃除」「気づいた時にサッと」といった位置づけで紹介されていて、どのメーカーも部屋全体の掃除機として売っていません。日常のパンくずや髪の毛をその場で吸う、という範囲で考えるのが公式の想定に沿っています。
価格・コスパ分析
価格はすべて送料込で買える最安水準にそろえています(2026年10月11日時点・楽天市場)。
| 機種 | 価格(送料込) | 質量 | 連続使用 | 充電 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| ツインバード HC-EB07W | 約4,437円 | 約610g | 約10分 | 約8時間 | 電池を部品で買える |
| 山善 ZHG-NW48 | 約4,980円 | 0.85kg | 約15分 | 約6時間 | 乾湿両用 |
| アイリスオーヤマ HCD-23-W | 約7,710円 | 500g | 標準約20分 | 約4.0時間 | Type-C充電 |
| Shark CH901J | 9,900円 | 950g | 約10分 | 約6時間 | 保証3年 |
| アイリスオーヤマ HCD-B1-W | 約9,978円 | 500g | 標準約20分 | 約2.5時間 | 充電スタンド付 |
最安と最高で約5,541円、2.25倍の開き
いちばん安いツインバード(約4,437円)といちばん高いアイリスオーヤマ HCD-B1-W(約9,978円)の差は約5,541円、倍率にして約2.25倍です。
この5,541円で何が変わるかを公式仕様から並べると、こうなります。
- 質量 約610g → 500g(約110g軽い)
- 連続使用時間 約10分 → 標準約20分(約2倍)
- 充電時間 約8時間 → 約2.5時間(約3.2分の1)
- 集じん容量 約0.25L → 0.15L(小さくなる)
- 電池の寿命 記載なし → 繰り返し充電約1000回(数字が出る)
- 電池の交換部品 公式に掲載あり → 掲載を確認できず
高いほうが全部よい、にはなっていません。集じん容量は安いほうが大きく、電池の交換部品は安いほうが公式に買えます。価格差と一緒に変わっているのは、主に「充電が速い・1回に長く使える・軽い」という使い勝手の項目でした(価格差がこれらの対価だと確認したわけではなく、公表値がそう並んでいるという意味です)。
約5,000円の壁は「乾湿両用かどうか」で割れる
4,000円台の2機種を比べると、性格がはっきり違います。
- ツインバード HC-EB07W(約4,437円): 乾いたゴミ専用。610gと軽い。電池を部品で買える。
- 山善 ZHG-NW48(約4,980円): 水ものを吸える(吸水0.15L)。0.85kgとやや重い。連続約15分。
差額は約543円です。この約543円で「飲み物をこぼしたときに使えるかどうか」が決まります。小さなお子さんがいる家庭や、車で飲み物を扱う人にとっては、この543円はかなり効率のよい支払いだと思います。
アイリスオーヤマの2機種、約2,268円の差は「置き方」の差
同じメーカーの HCD-23-W(約7,710円)と HCD-B1-W(約9,978円)は、質量500g・サイクロン式・集じん容積0.15L・標準約20分と、中身の数字がほとんど同じです。差額 約2,268円で何が変わるかというと、公表値の上ではほぼ充電のしかただけでした。
| HCD-23-W(約7,710円) | HCD-B1-W(約9,978円) | |
|---|---|---|
| 充電 | USB Type-C ケーブル(約1.2m)/公式にモバイルバッテリー可 | 専用アダプター+充電スタンド |
| 充電時間 | 約4.0時間(5V 1.2A) | 約2.5時間 |
| 電池寿命 | 記載なし | 繰り返し充電約1000回 |
生活の場面に置き換えると、こうなります。
- 使ったら引き出しや棚にしまいたい/旅行や車にも持っていく → HCD-23-W。立てておく場所を用意しなくてよく、充電はスマホと同じType-Cケーブル1本で済みます。
- リビングの隅や洗面所に出しっぱなしにする → HCD-B1-W。スタンドに戻すだけで充電が始まるので、「充電しておくのを忘れた」が起きにくくなります。充電も約2.5時間と速いです。
つまり約2,268円は「出しっぱなしにする場所があるか」に払う金額です。置き場所を決める気がないなら、HCD-23-W で足ります。
1万円に近い2機種は、ほぼ同額で性格が逆
Shark CH901J(9,900円)とアイリスオーヤマ HCD-B1-W(約9,978円)は差が約78円です。ほぼ同じ値段ですが、中身は対照的でした。
| Shark CH901J | アイリスオーヤマ HCD-B1-W | |
|---|---|---|
| 質量 | 950g | 500g |
| 連続使用 | 約10分 | 標準約20分 |
| 充電 | 約6時間 | 約2.5時間 |
| 保証 | 3年 | 1年 |
| 集じん容量 | 記載なし | 0.15L |
| 付属品 | スクラビングブラシ、隙間ツール、充電ドック | 充電アダプター、充電スタンド、すき間ノズル |
公表されている数字の多くはアイリスオーヤマが上回っています。Sharkを選ぶ理由があるとすれば、保証3年と付属ブラシです。ここは価格では割り切れない部分で、「長く保証してほしい」という考え方なら Shark、「軽さと稼働時間」ならアイリスオーヤマ、という分かれ方になります。
🔴 ただし、どちらがよく吸うかは公表値からは分かりません。吸込仕事率はどちらも公表していません。Paは HCD-B1-W の商品説明文に14,000Paとありますが、Shark 側に対応する数字がないため、比べる相手がいません。
こんな人におすすめ/こんな方には向きません
迷ったらこの2つです
条件が特にないなら、次の2択で考えると決まりやすいです。
- 毎日さっと使いたい、置き場所は決まっていない → アイリスオーヤマ HCD-23-W(約7,710円)。500gで、Type-Cケーブル1本で充電でき、モバイルバッテリーでも充電できると公式に書かれています。
- 飲み物をこぼす家庭、車で使う → 山善 ZHG-NW48(約4,980円)。5機種で唯一、公式に乾湿両用と明記されています。
こんな方には向きません
ハンディクリーナー全般について、先に書いておきます。
- 部屋全体を掃除する道具がほしい方 → 向きません。連続使用時間は最長でも約20分、集じん容量は最大0.35Lです。スティック型やロボット掃除機のほうが目的に合います。
- 「いちばん吸引力が強いものを買いたい」方 → この5機種では判断材料がありません。5機種とも吸込仕事率を公表していないため、公表値で順位をつけられません。吸込仕事率を見て選びたいなら、それを公表している機種(たとえばマキタ CL107FD)を探すことになります。今回比較した1万円以下の5機種には、公表している機種はありませんでした(1万円以下の市場全体を調べ尽くしたわけではありません)。
- 使い終わったらすぐまた使いたい方 → 向きません。充電時間は最短でも約2.5時間、最長で約8時間です。
- ペットの毛を本格的に取りたい方 → 今回の5機種の公式ページには、ペットの毛について具体的な記載を確認できませんでした。回転ブラシ付きの専用機を検討したほうが確実です。

充電式ハンディクリーナー 購入ステップガイド
数字で比べられない以上、条件を順番に落としていくのがいちばん早い決め方です。
ステップ1:水ものを吸う可能性があるか
ある → 山善 ZHG-NW48(約4,980円)でほぼ決まりです。5機種のうち、公式に乾湿両用と明記されているのはこれだけでした。ほかの4機種については、液体を吸ってよいという記載を公式仕様で確認できていません。水ものを吸う可能性があるなら、乾湿両用と明記された機種を選んでください。
ない → ステップ2へ。
ステップ2:予算は5,000円までか
5,000円まで → ツインバード HC-EB07W(約4,437円)です。ただし充電約8時間・連続約10分という条件を飲めるかを確認してください。使う頻度が高いなら、ここは後悔しやすいところです。電池を部品として買えることが公式に分かる唯一の機種でもあります。
もう少し出せる → ステップ3へ。
ステップ3:置き場所を決めるか、持ち歩くか
決まった場所に立てておきたい → アイリスオーヤマ HCD-B1-W(約9,978円)。充電スタンドが付属し、充電は約2.5時間と5機種で最短です。
持ち歩く/ケーブル1本で済ませたい → アイリスオーヤマ HCD-23-W(約7,710円)。USB Type-Cで、モバイルバッテリーからも充電できると公式に書かれています。
ステップ4:保証を重視するか
ここまでで決まらない場合、保証が判断材料になります。Shark CH901J(9,900円)は公式オンラインストアで3年(メーカー保証2年+ストア保証1年)。アイリスオーヤマの2機種は1年です。ツインバードと山善は公式ページで保証期間を確認できませんでした。
🔴 ステップ1〜4のどれを通っても、「いちばんよく吸う機種」を選んではいません。それは公表値からは決められないからです。この順番は「公表されている条件のうち、自分に効くものから埋めていく」という決め方です。
買う前の最終確認
- 型番が IC-H50 で始まるものは生産終了品です(アイリスオーヤマ公式に表示あり)
- 価格は送料込で比べる。送料別の出品は本体が安く見えます
- 「選べる3種」「マルチツールセット」といった選択式の販売ページでは、表示価格が自分の選ぶ型番の価格かどうかを確認してください(HCD-23-W の周辺には、HBD-31 や HCD-22M と選択式になっているページが複数ありました)
この記事が確認していないこと
判断材料として、確認できなかったことをそのまま書きます。
- 実際の吸引性能を測っていません。筆者は5機種のいずれも購入・使用していません。この記事は公式仕様表と消費者庁の告示・解説ページだけを根拠にしています。
- PaとW(吸込仕事率)の換算はしていません。別の量であり、換算の根拠を一次情報で確認できなかったためです。「14,000Paは何Wに相当するか」という問いには、この記事は答えられません。
- 「14,000Pa」が妥当な値かどうかは判断していません。言えるのは「アイリスオーヤマ HCD-B1-W の商品説明文にその記載があり、基本仕様表にはない」という事実だけです。
- 山善 ZHG-NW48 の消費電力と使用電池は、公式商品ページで確認できませんでした。
- Shark CH901J の集じん容量は、公式商品ページで確認できませんでした。また Shark 公式の「EVOPOWER ハンディクリーナー スペック比較」ページに掲載されているのは W25/W35/W20/W30 の4機種で、CH901J は掲載されていません。
- 各機種の電池交換の可否は、公式に部品掲載があるツインバード以外は確認できていません。「掲載を確認できなかった」であって「交換できない」ではありません。
- ツインバード HC-EB07W と 山善 ZHG-NW48 の保証期間は、公式商品ページで確認できませんでした。
- 山善 ZHG-NW48 以外の4機種が液体を吸えるかどうかは確認していません。公式に乾湿両用と明記されているのが山善だけ、というのが確認できた事実です。
- 途中まで充電して使えるか、充電しながら使えるかは、どの機種も公式仕様表では確認できませんでした。
- 1万円以下の市場全体を調べたわけではありません。「1万円以下に吸込仕事率を公表する機種は存在しない」とは言えず、今回比較した5機種にはなかったというところまでです。
- 価格は2026年10月11日時点のもので、変動します。
- ペットの毛や細かい粉塵への適性は、各公式ページに具体的な記載を確認できませんでした。
まとめ
1万円以下の充電式ハンディクリーナー5機種を、メーカー公式の仕様表だけで調べました。
分かったこと
1. 吸込仕事率(W)を公表している機種は、5つともありませんでした。Paを公表していたのも1機種だけで、それも仕様表ではなく商品説明の文章の中です。5機種を吸引力の数字で横に並べることはできません。
2. Wが出てこない理由は制度にあります。消費者庁の告示は、吸込仕事率の表示義務がかかる電気掃除機を「真空式のものであって、電源として電池を使用しないものに限る」と定義し、対象外に「電源に電池(充電池を含む)を使用するもの」を明記しています。適用されないのはこの規程が定める表示義務・測定方法・許容差であって、表示が何でも自由になるという意味ではありません。
3. 義務がなくても、モード別に条件つきで公表しているメーカーはあります(マキタ CL107FD は32W/20W/5Wと測定条件を公表)。
4. 連続使用時間は5機種とも公表されていますが、測定条件を書いているのは2機種だけでした。
5. 高いほうが全部よい、にはなっていません。集じん容量はいちばん安い機種のほうが大きく、電池の交換部品はいちばん安い機種だけが公式に買えます。
選び方
数字の大小で順位をつけられない以上、自分の条件から落としていくのが現実的です。
- 水ものを吸う可能性がある → 山善 ZHG-NW48(5機種で唯一、公式に乾湿両用)
- 毎日さっと使う/持ち歩く → アイリスオーヤマ HCD-23-W(500g・Type-C充電)
- 出しっぱなしにする場所がある → アイリスオーヤマ HCD-B1-W(充電スタンド・約2.5時間)
- 保証を重視する → Shark CH901J(公式ストアで3年)
- 予算最優先 → ツインバード HC-EB07W(約4,437円・電池を部品で買える)
売り場で「14,000Pa」という数字を見たときに、それが今のところ比べる相手のいない数字だと知っているかどうか。この記事でいちばん持ち帰っていただきたいのは、そこです。数字そのものが間違っているという話ではありません。
比較表で全体をチェック
| 機種 | 価格(送料込) | 質量 | 連続使用時間 | 充電時間 | 集じん容量 | 吸込仕事率(W) | 吸引力(Pa) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ツインバード HC-EB07W | 約4,437円 | 約610g(付属品含 約900g) | 約10分間 | 約8時間 | 約0.25L | 記載なし | 記載なし | 電池を部品で買える/ニッケル水素 |
| 山善 ZHG-NW48 | 約4,980円 | 0.85kg | 約15分間 | 約6時間 | 約0.35L(吸水0.15L) | 記載なし | 記載なし | 5機種で唯一の乾湿両用 |
| アイリスオーヤマ HCD-23-W | 約7,710円 | 500g(本体のみ) | 標準 約20分/ターボ 約15分 | 約4.0時間(5V 1.2A) | 0.15L | 記載なし | 記載なし | USB Type-C充電・モバイルバッテリー可 |
| Shark CH901J | 9,900円 | 本体950g | 約10分 | 約6時間 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 保証3年(メーカー2年+公式ストア1年) |
| アイリスオーヤマ HCD-B1-W | 約9,978円 | 500g(本体のみ) | 標準 約20分/ターボ 約14分 | 約2.5時間 | 0.15L | 記載なし | 14,000Pa(商品説明文のみ・仕様表にはなし/他4機種に対応値なし) | 充電スタンド付/電池寿命 約1000回 |
| (参考)マキタ CL107FD ※1万円超 | 約15,300円〜 | 1.1kg(バッテリ含む) | パワフル 約10分/強 約12分/標準 約25分 | — | 500mL(ダストバッグ)/330mL(紙パック) | パワフル32W/強20W/標準5W(測定条件の記載あり) | 記載なし | 義務がないのに吸込仕事率を公表している例 |
各商品の価格の見かたと選びどころ
1. アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー HCD-23-W
5機種の中で、毎日さっと使う用途にいちばん素直だった機種です。質量は500g(※本体のみ)で、連続使用時間は標準で約20分、ターボで約15分。充電は約4.0時間(5V 1.2A)です。付属品がUSB充電ケーブル(USB Type-C to USB Type-C 約1.2m)で、公式の商品説明に「Type-C給電でモバイルバッテリーでも充電可能」と書かれています。吸引方法はサイクロン式、集じん容積は0.15L、電池はリチウムイオン2次電池(定格電圧DC11.1V)です。連続使用時間には「※満充電時、バッテリー初期温度:20℃の場合」「※使用状況により異なります」という測定条件の注記があり、この注記を書いていたのは5機種中アイリスオーヤマの2機種だけでした。
良い点
専用アダプターを持たずに済むのがいちばんの利点です。付属ケーブルがType-C to Type-Cで、公式にモバイルバッテリーからの充電が可能と明記されています。質量500gは5機種で最も軽い水準(同社HCD-B1-Wと同じ)。連続使用時間 標準約20分は5機種で最長タイプで、いちばん短い機種(約10分)の2倍です。充電約4.0時間に対して標準約20分使えるので、充電1時間あたりの使用時間では5機種の中で2番目に効率のよい組み合わせでした。
注意点
吸込仕事率もPaも公表されていません。どれだけ吸うかを公表値から判断することはできません。集じん容積0.15Lは5機種で最小タイプで、ゴミ捨ての回数は多くなります。質量500gは「※本体のみ」の値で、付属品を付けた状態の数字は公式に記載がありません。電池の交換部品は公式ページで確認できませんでした(別売品として記載があるのは同社HCD-B1-Wの排気フィルターCFT51です)。また、楽天市場では同じ約7,710円で「HCD-23-W/HBD-31/HCD-22M から選べる3種」という選択式の販売ページが複数あります。単体ページか選択式かを確認してから購入してください。
毎日さっと使いたい方、使ったらしまいたい方、充電ケーブルを増やしたくない方(Type-C 1本で済みます)
価格は約7,710円(送料込・2026年10月11日時点。同じ送料込で約7,770円・約7,780円の出品もあります)。公式仕様は商品サイズ 幅60×奥行65×高さ415mm、重量500g(※本体のみ)、保証1年。
楽天市場で「アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー HCD-23-W」を見る※価格・在庫は変動します。最新情報はリンク先でご確認ください。
Amazonで「アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー HCD-23-W」を探す2. 山善 ウェット&ドライ コードレスハンディクリーナー ZHG-NW48
5機種の中で唯一、水ものを吸える機種です。公式仕様に集じん容量「約0.35L(吸水量:0.15L)」と書かれており、乾いたゴミと液体の両方に対応します。紙パック不要のダストパック方式で、本体寸法は幅40.2×奥行10.5×高さ11.6cm、重量0.85kg。連続使用時間は約15分間、充電時間は約6時間です。ほかの4機種については、公式仕様で乾湿両用という記載を確認できませんでした。飲み物をこぼす場面がある家庭では、この1点だけで候補がここに絞られます。
良い点
公式に乾湿両用と明記されていることが決定的な差です。吸水量0.15Lという具体的な数字が公式に出ています。集じん容量 約0.35Lは5機種の中で最大で、いちばん小さい機種(0.15L)の約2.3倍です。連続使用時間 約15分は、同価格帯のツインバード HC-EB07W(約10分)より約5分長く、価格差は約543円でした。
注意点
吸込仕事率もPaも公表されていません。また、公式商品ページでは消費電力と使用電池の種類も確認できませんでした(記載を見つけられませんでした)。電池の種類が分からないため、交換や寿命の見通しが立てにくい点は弱点です。重量0.85kgは5機種の中で2番目に重く、いちばん軽い500gの機種と比べると約1.7倍です。連続使用時間 約15分に測定条件の記載は見当たりませんでした。液体を吸ったあとの手入れについては、購入前に取扱説明書を確認してください。
飲み物をこぼす可能性がある家庭、車の中で使う方、集じん容量の大きさを優先する方
価格は約4,980円(送料込・2026年10月11日時点)。公式仕様は本体寸法 幅40.2×奥行10.5×高さ11.6cm、重量0.85kg、電源AC100V(50/60Hz)。
楽天市場で「山善 ウェット&ドライ コードレスハンディクリーナー ZHG-NW48」を見る※価格・在庫は変動します。最新情報はリンク先でご確認ください。
Amazonで「山善 ZHG-NW48 ハンディクリーナー ウェットドライ」を探す3. ツインバード コードレスハンディークリーナー HC-EB07W
5機種でいちばん安く、そして電池を部品として買えることが公式に分かる唯一の機種です。公式のアフターパーツ欄に「フィルター(HC-AF117)」と「ニッケル水素電池(HC-AF140)」が掲載されています。製品質量は約610g(付属品含 約900g)、集じん方式はダストケース式(フィルター集じん式)で集じん容量は約0.25L。消費電力2.2W、使用電池は専用ニッケル水素電池です。付属品はすき間ノズルとACアダプター(HC-CH49)。公式には「洗って繰り返し使える不織布フィルター」という記載もあります。
良い点
約4,437円(送料込)は5機種で最安で、いちばん高い機種(約9,978円)の半分以下です。電池が部品として公式に掲載されている点は、長く使ううえで実質的な価値があります。集じん容量 約0.25Lは、約2倍の価格のアイリスオーヤマ2機種(0.15L)より大きいという逆転が起きています。すき間ノズルを本体の底に収納でき、立てて置けると公式に書かれています。
注意点
充電時間が約8時間に対して連続使用時間は約10分間で、5機種の中では充電待ちが最も長くなる組み合わせでした(公表値を割ると約48倍。単純な時間比です)。使う頻度が高い方には向きません。使用電池は専用ニッケル水素電池で、他の多くの機種が採用するリチウムイオンとは異なります。吸込仕事率もPaも公表されていません。公式仕様に「消費電力 2.2W」とありますが、これは公式が消費電力として掲げている値で、吸込仕事率としては扱えません。同じ「W」でも別の量なので、他機種の吸引性能と比べる数字には使えません(この値がどの運転状態のものかは公式ページでは確認できませんでした)。なお、ツインバード公式ストアのページには表示価格 ¥8,800(税込)とともに「当サイトでは販売しておりません」「在庫なし」と表示されており、メーカー直販では入手できない状態です。
予算を4,000円台に抑えたい方、使う頻度が高くない方、電池を部品で買えることを重視する方
価格は約4,437円(送料込・2026年10月11日時点)。公式仕様は製品寸法 約105×105×335mm、製品質量 約610g(付属品含 約900g)。
楽天市場で「ツインバード コードレスハンディークリーナー HC-EB07W」を見る※価格・在庫は変動します。最新情報はリンク先でご確認ください。
Amazonで「ツインバード コードレスハンディークリーナー HC-EB07W」を探す4. アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー HCD-B1-W
充電時間が約2.5時間と5機種で最短で、充電スタンドが付属する据え置き型です。質量500g(※本体のみ)、吸引方法はサイクロン式、集じん容積0.15L。バッテリーはリチウムイオン2次電池で、容量2200mAh、バッテリー寿命「繰り返し充電約1000回」と公表されています。連続使用時間は標準 約20分/ターボ 約14分で、「※満充電時、バッテリー初期温度:20℃の場合」という測定条件の注記付きです。付属品は充電アダプター、充電スタンド、すき間ノズル。別売品として排気フィルター(CFT51)が記載されています。
良い点
電池の寿命を「繰り返し充電約1000回」と数字で公表しているのは5機種でこの機種(と同シリーズ)だけです。生産終了となった同社IC-H50系が同じ欄で「約500回」だったので、同じメーカーの中でも2倍に増えています。充電約2.5時間は5機種で最短で、いちばん長い機種(約8時間)の約3.2分の1。置き場所を決めて立てておく使い方なら、スタンドに戻すだけで充電が始まります。
注意点
この機種だけが「14,000Pa」という数字を出しています。ただしそれは商品説明の文章の中にあり、基本仕様の表には載っていません。そして他の4機種がPaを公表していないため、比べる相手がいません。吸込仕事率は公表されていません。🔴 これは14,000Paという値が不正確だという意味ではなく、今回の5機種の中では横に並べられないという意味です。集じん容積0.15Lは5機種で最小タイプです。価格は約9,978円で、ほぼ同額のShark CH901J(9,900円・差は約78円)とは保証期間が1年対3年という差があります。質量500gは「※本体のみ」の値です。
出しっぱなしにする場所がある方、充電待ちを短くしたい方、電池の寿命が数字で分かることを重視する方
価格は約9,978円(送料込・2026年10月11日時点)。公式仕様は商品サイズ 幅60×奥行60×高さ415mm、重量500g(※本体のみ)、保証1年、JAN 4967576676779。
楽天市場で「アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー HCD-B1-W」を見る※価格・在庫は変動します。最新情報はリンク先でご確認ください。
Amazonで「アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー HCD-B1-W」を探す5. Shark 充電式サイクロンハンディクリーナー CH901J
公式に保証期間を確認できた3機種の中で、唯一1年を超える機種です。公式オンラインストアに「3年(メーカー保証2年+公式オンラインストア保証1年)」と明記されています。サイクロン方式、バッテリーはリチウムイオン、重量は本体950g。サイズは使用時 110×97×433mm、収納時 140×230×483mm。充電時間は約6時間、運転時間は約10分です。付属品は本体、スクラビングブラシ、隙間ツール、充電ドック(アクセサリー2個収納)。公式価格は9,900円(税込)で、楽天市場の公式ストアも同額でした。
良い点
保証3年は、この価格帯では例外的です(アイリスオーヤマの2機種は1年。ツインバードと山善は公式ページで保証期間を確認できませんでした)。付属のスクラビングブラシと隙間ツールが充電ドックに2個とも収納できる設計で、アタッチメントが散らからない構成になっています。楽天市場の公式ストア価格がメーカー公式サイトと同額の9,900円で、価格の確認がしやすい機種でもありました。
注意点
公式ページに集じん容量の記載を見つけられませんでした。ダストカップの大きさを重視する方は、購入前にメーカーへ確認してください。吸込仕事率もPaも公表されていません。重量950gは5機種で最も重く、いちばん軽い500gの機種の1.9倍です。運転時間 約10分は5機種で最短タイプ、充電約6時間との組み合わせも効率がよいほうではありません。また、Shark公式の「EVOPOWER ハンディクリーナー スペック比較」ページに掲載されているのはW25/W35/W20/W30の4機種で、CH901Jは掲載されていません。シリーズ内での位置づけを確認しづらい点は留意してください。なお保証3年は公式オンラインストアで購入した場合の条件として書かれています。
保証期間を重視する方、付属ブラシも含めて一式を1か所に収めたい方
価格は9,900円(楽天市場の公式ストア・送料込・2026年10月11日時点)。メーカー公式オンラインストアの表示価格も同じ9,900円(税込)です。
楽天市場で「Shark 充電式サイクロンハンディクリーナー CH901J」を見る※価格・在庫は変動します。最新情報はリンク先でご確認ください。
Amazonで「Shark シャーク 充電式 サイクロンハンディクリーナー CH901J」を探すタイプ別のおすすめまとめ
【迷ったらこれ(毎日さっと使う)】アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー HCD-23-W
500gで、USB Type-Cケーブル1本で充電でき、公式にモバイルバッテリーからの充電も可能と書かれています。連続使用は標準約20分で5機種の最長タイプ。
価格は約7,710円(送料込・2026年10月11日時点。同じ送料込で約7,770円・約7,780円の出品もあります)。公式仕様は商品サイズ 幅60×奥行65×高さ415mm、重量500g(※本体のみ)、保証1年。
楽天市場で「アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー HCD-23-W」を見る※価格・在庫は変動します。最新情報はリンク先でご確認ください。
Amazonで「アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー HCD-23-W」を探す【飲み物をこぼす家庭・車で使う】山善 ウェット&ドライ コードレスハンディクリーナー ZHG-NW48
5機種で唯一、公式に乾湿両用と明記されています(吸水量0.15L)。集じん容量 約0.35Lも5機種で最大です。
価格は約4,980円(送料込・2026年10月11日時点)。公式仕様は本体寸法 幅40.2×奥行10.5×高さ11.6cm、重量0.85kg、電源AC100V(50/60Hz)。
楽天市場で「山善 ウェット&ドライ コードレスハンディクリーナー ZHG-NW48」を見る※価格・在庫は変動します。最新情報はリンク先でご確認ください。
Amazonで「山善 ZHG-NW48 ハンディクリーナー ウェットドライ」を探す【とにかく安く済ませたい】ツインバード コードレスハンディークリーナー HC-EB07W
約4,437円(送料込)で5機種の最安。電池を部品として買えることが公式に分かる唯一の機種です。ただし充電約8時間・連続約10分間という条件は確認してください。
価格は約4,437円(送料込・2026年10月11日時点)。公式仕様は製品寸法 約105×105×335mm、製品質量 約610g(付属品含 約900g)。
楽天市場で「ツインバード コードレスハンディークリーナー HC-EB07W」を見る※価格・在庫は変動します。最新情報はリンク先でご確認ください。
Amazonで「ツインバード コードレスハンディークリーナー HC-EB07W」を探す【置き場所を決めて、充電待ちを短くしたい】アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー HCD-B1-W
充電約2.5時間は5機種で最短。充電スタンド付属で、戻すだけで充電できます。電池寿命は繰り返し充電約1000回と公表されています。
価格は約9,978円(送料込・2026年10月11日時点)。公式仕様は商品サイズ 幅60×奥行60×高さ415mm、重量500g(※本体のみ)、保証1年、JAN 4967576676779。
楽天市場で「アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー HCD-B1-W」を見る※価格・在庫は変動します。最新情報はリンク先でご確認ください。
Amazonで「アイリスオーヤマ 充電式ハンディクリーナー HCD-B1-W」を探す【保証期間を重視したい】Shark 充電式サイクロンハンディクリーナー CH901J
公式オンラインストアで3年(メーカー保証2年+ストア保証1年)。公式に保証期間を確認できた3機種の中では最長でした。
価格は9,900円(楽天市場の公式ストア・送料込・2026年10月11日時点)。メーカー公式オンラインストアの表示価格も同じ9,900円(税込)です。
楽天市場で「Shark 充電式サイクロンハンディクリーナー CH901J」を見る※価格・在庫は変動します。最新情報はリンク先でご確認ください。
Amazonで「Shark シャーク 充電式 サイクロンハンディクリーナー CH901J」を探すよくある質問
「14,000Pa」と書いてある機種は、書いていない機種より強いのですか?
公表値からは判断できません。今回調べた5機種のうちPaを出しているのは1機種(アイリスオーヤマ HCD-B1-W)だけで、しかもその数字は基本仕様の表ではなく商品説明の文章の中にあります。残り4機種がPaを公表していないので、比べる相手がいないというのが理由です。🔴 14,000Paという値が不正確だという意味ではありません。
なぜメーカーは吸込仕事率(W)を書かないのですか?
書く義務がないからです。消費者庁の告示は、表示義務のかかる電気掃除機を「真空式のものであって、電源として電池を使用しないものに限る」と定義し、対象外に「電源に電池(充電池を含む)を使用するもの」を明記しています。充電式ハンディはこの定義から外れています。
義務がないということは、何か問題があるのですか?
製品に問題があるという意味ではありません。この規程による吸込仕事率の表示義務がかからないだけで、安全性に関する電気用品安全法(PSE)とも、表示の適正さを求める景品表示法とも別の話です。買う側にとっての影響は「カタログの吸込仕事率で横に比べられない」という1点です。
コード式の掃除機とは、何が違うのですか?
表示のルールの有無が違います。コード式(電池を使わない真空式)には吸込仕事率をワット単位で表示する義務があり、測り方はJIS C 9108、許容範囲は表示値のマイナス10%以内と定められています。だからコード式同士なら同じ土俵の表示項目として比べやすいです。充電式にはこの定めが適用されません。
PaとW(吸込仕事率)は換算できますか?
この記事では換算していません。別の量であり、換算の根拠を一次情報で確認できなかったためです。「14,000Paは何Wか」という問いには答えられません。
ツインバード HC-EB07W の「消費電力 2.2W」は吸込仕事率ですか?
違います。消費電力は製品が消費する電力の値で、吸込仕事率とは別の量です。同じ「W」という単位なので混同しやすいところですが、他機種の吸引性能と比べる数字としては使えません。
パンくずや髪の毛は、ちゃんと吸えますか?
実際の吸引性能は測っていないので、保証はできません。ただし用途の目安は各社が公式に示しています。5機種とも「棚や机の上の小さなゴミ」「ちょっとしたお掃除」「気づいた時にサッと」という位置づけで紹介されていて、どのメーカーも部屋全体を掃除する道具としては売っていません。日常のパンくずや髪の毛をその場で吸う、という範囲が公式の想定です。カーペットの奥に入り込んだ汚れや、部屋全体の掃除には別の道具が要ります。
保証はどれが長いですか?
公式ページで保証期間を確認できたのは3機種です。Shark CH901J が3年(メーカー保証2年+公式オンラインストア保証1年)、アイリスオーヤマの HCD-23-W と HCD-B1-W が「お買い上げ日より1年間」。ツインバード HC-EB07W と 山善 ZHG-NW48 は、公式商品ページで保証期間の記載を確認できませんでした。
いちばん安い機種を選んで後悔しませんか?
用途次第です。ツインバード HC-EB07W(約4,437円)は充電約8時間に対して連続使用が約10分間で、充電待ちが5機種でいちばん長くなります。たまに使う程度なら問題になりにくいですが、毎日使うなら充電約2.5時間・連続標準約20分のアイリスオーヤマ HCD-B1-W のほうが実用的です。一方で集じん容量は安いツインバード(約0.25L)のほうが大きく、電池を部品で買えるのもツインバードだけでした。
電池がへたったら買い替えになりますか?
機種によります。公式に電池が部品として掲載されているのは、5機種ではツインバード HC-EB07W(ニッケル水素電池 HC-AF140)だけでした。アイリスオーヤマ HCD-B1-W は電池の部品掲載は確認できませんでしたが、「バッテリー寿命 繰り返し充電約1000回」という数字を公表しています。残り3機種は公式ページで電池の交換部品を確認できませんでした(「確認できなかった」であって「交換できない」ではありません)。
連続使用時間は、書いてあるとおり使えますか?
条件によります。そして測定条件を書いているのは5機種中2機種だけでした。アイリスオーヤマの2機種には「※満充電時、バッテリー初期温度:20℃の場合」「※使用状況により異なります」という注記があります。ツインバード・山善・Shark の3機種には、連続使用時間に条件の記載を見つけられませんでした。
型番が IC-H50 のものが安く売られています。買ってよいですか?
アイリスオーヤマ公式ページで IC-H50-B / IC-H50-CW / IC-H50-HA は「生産終了」と表示されています。集じん容積0.1L、バッテリー寿命「繰り返し充電約500回」で、現行の HCD-B1-W(0.15L・約1000回)より数字が下がります。生産終了品であることを踏まえて判断してください。
水をこぼしたとき、普通のハンディクリーナーで吸ってよいですか?
乾湿両用と明記されている機種以外では吸わないでください。今回の5機種で、公式に乾湿両用と明記されているのは山善 ZHG-NW48(吸水量0.15L)だけです。残り4機種については、液体を吸ってよいという記載を公式仕様で確認できませんでした。
1万円を超えてよいなら、吸込仕事率が分かる機種はありますか?
あります。マキタ CL107FD は公式ページでパワフル32W/強20W/標準5Wと、モード別に吸込仕事率を公表し、「※測定条件:各標準設定バッテリの満充電相当。」という条件も書いています。実勢価格は約15,300円からで、1万円以下という条件からは外れます。なお今回比較した1万円以下の5機種には、吸込仕事率を公表している機種はありませんでした(1万円以下の市場全体を調べ尽くしたわけではありません)。
同じ機種なのに価格が違うページがあります。どれが本当ですか?
送料の扱いと、販売形態を確認してください。この記事の価格はすべて送料込にそろえています。また、アイリスオーヤマ HCD-23-W の周辺には「HCD-23-W/HBD-31/HCD-22M から選べる3種」という選択式の販売ページが複数あり、表示価格が自分の選ぶ型番のものとは限りません。
この記事の筆者は実際に使ったのですか?
使っていません。この記事はメーカー公式サイトの仕様表と、消費者庁の告示・解説ページだけを根拠にしています。実際の吸引性能は測定していません。
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